先週のシンデレラ3rdと順番が前後してしまってあれですが、こういう内容は終わってすぐの勢いじゃないと書ききれないので。

サイドMの1stライブへ行ってきました。
朝からコール本の配布を手伝った後、舞浜LVへ。
僕はライブ中にあったことを全て鮮明に記憶して文章に書き起こせるようなタイプの人ではないので不正確な記述で申し訳ないのですが、「5年も待たせてしまった」と言われた時、居た堪れない気持ちになりました。
なぜならば僕は、Jupiterが今回初めてステージに立つまで5年もの間が開くことになった原因の、その中の一人だからでした。

僕は今でも覚えています。
2010年9月18日、土曜日。
大学の講義があって行けなかった僕が、twitterが騒がしいのを見てニコ生のタイムシフトを開き、そして見たあの光景を。

twitterで当時から親しくさせていただいている多くの人たちが落ち込んでいたことを。
署名運動が抑えきれない感情の下に大真面目に展開されていたことも。

何か不安なものが出てくると、すぐ茶化してネタにして、そのショックを和らげようとするアイマスPの習性が発動していたことも。

今ではもはや考えられないことですが、ニコ動でJupiterを扱った動画に「アイマスPの敵」タグが付けて回られていたことも。

それでもとにかく、やってみなければわからないと僅かな希望にすがりながらXbox360版アイマス2を買い、とりあえずクリアし、彼ら自身は良い奴らだったのだと確認したと同時に、先のTGSでの、発表の仕方が如何に良くなかったか、当時の石原や坂上さんに憤慨したこと。

6周年ライブでREADY!!が初公開になったこと。
アニメの第一話を見て、見返して、最終的に何回見たか覚えてないくらい見返したこと、これはもしかするとアイマスはまだ終わらないんじゃないかと思ったこと。

ゲロゲロキッチンの回で冬馬が出てきたとき、そして運動会の回で三人が出てきたとき、ちょっと不穏な空気をtwitterで感じたこと。
僕も不安に感じたこと。

結果としてアニメは大成功に終わり、7周年ライブが横浜アリーナで開催され、立ち見まで売られるような大盛況となり、そこでJupiterのコミカライズが発表されたこと。
坂上さんが後に「ここまで反響があるとは思っていなかった」と語ったことも。

でも僕は覚えています。そして正直に言いましょう。
そのコミカライズが発表された時、会場の反応は歓迎というよりはむしろ冷やかし、からかいに近かったと。
少なくとも歓喜の声ではなかったと。そしてそれは僕も同様だったと。

ともかくこれによってJupiterは少しずつ動き出し、ついにCDが発売されるに至ったこと。
でも僕は買わなかったこと。
サイドMが始まった時も同様に。

だから、僕は居た堪れなく感じたのでしょう。
僕は彼らに引け目を感じているのでしょう。
彼らのことを大好きだと胸を張って言うことは僕には出来ません。たぶんこれからも。

でも、だからこそ、彼らがやっと掴んだ初ステージ、LVから見なければならないと思ったのです。
現場は熱心な315プロのプロデューサーの皆さんに譲って、僕はLVから。

正直今でも心の整理を付けられたとは言えません。
だいたい石原のせい。
今でこそ色々動く人も物も金も責任も増えたので下手なことは出来なくなりましたが、昔やったことを忘れたわけではないですからね。

まあそんなことはともかく、これからもこうやって、適度な距離を保ちつつ、見ていけたらいいなと僕にも思えるくらいには、楽しいライブだったと思います。
嫌いなわけじゃないんだ、胸を張って大好きですと言えないだけで。

Jupiterと315プロの仲間たちに幸あれ。